真の論点について

本論に入る前に追記事項ですが。
id:Sokalian氏は彼自身がこの問題に絡んでくる発端の一番最初の記事で
http://anond.hatelabo.jp/20080811021912

実際に福耳氏やHALTAN氏の上に降りかかったリンチはいったい何なのだろう。これこそファシズム、軍靴の足音と考える

なんてこと書いちゃってます。「ファシズム・軍靴の足音」ってことは先の戦争の枢軸国の政治体制のことだと思うのですが、果たしてこれって「粗雑な論法」ではないのでしょうか?彼は批判相手を「ナチス・オウム・アルカイダ」呼ばわりしたことについては「売り言葉に買い言葉で感情的になっただけだ」なんて釈明してますが(ちなみに彼が問題にしているのは「HALTAN氏へのネガコメ」であって、「Sokalian氏自身に向けられたものではない」ので「売り言葉に買い言葉」という事態すら本当は成立していません)、これ「一番最初」の記事ですからそのような弁解も出来ません。

さて本論です。

繰り返しになりますが私のSokalian氏への指摘は(A)「粗雑な論法は許されない」と言い出して参戦してきた本人から「粗雑な論法使用OK」が出てるので彼の主張の根拠がなくなっている。(B)従って「粗雑な論法禁止」という主張を再度復活させたいのならSokalian氏自身が「矛盾」「暴言」と認めた部分については撤回しなければならない、ということでした。

ところが彼は(B)に関しては頑なに拒否します。

何度も同じことを書いても私は考えを変えない。無駄だと言っておく。

何度でも言っておくが、私が罵言を吐いたことは間違いなく愚行だ。それを正当化するつもりはない。だがその考えを改めるつもりはない。私はその程度の馬鹿だ。

とすれば「粗雑な論法は許されない」というのは彼にとっては本当はそれほど重要な主張ではなかったのかもしれません。それをうっちゃってでもHALTAN氏を批判する人たちを罵るという党派的な行為を彼は選んだわけですから。そもそも「粗雑な論法は許されない」という主張は単なるおためごかし以上のものではなかったということになります。

私が思うにSokalian氏は「馬鹿」ではなく、「単に不誠実」なのです。もちろん「自身が不誠実である」ことの自覚に欠けているという可能性もあります。その場合は「馬鹿」というより「ナイーブ」という方が適切かもしれません。

ちなみにそれほどまでして憎むべき・敵対する「HALTAN氏を批判する人たち」というのが彼にどのような集団として映っているのかは分かりません。何しろ27日に記事を書くまでブクマ(タグ・コメントを含めて)でもコメントでも一切言及したことのなかった私まで、「あなた方のHALTAN氏への攻撃はいじめだ」などと「あなた方」呼ばわり。そしてさらに

あなた方と違って、自分の暴言を正当化するほど私は顔面の皮下脂肪の層が充実していない

これまで一度もHALTAN氏に言及したことのない私までが「暴言を言って正当化する面の皮の厚い人間」なんだそうですから。本当に「あなた方」って一体何の総称なんでしょうね?

ホロコースト」を持ち出した人たちがなぜそんなに気に入らないのか?についてはもっと分かりません。Sokalian氏はその他の未曾有の歴史的惨事を指示する単語についてはまともな説明抜きで「乱発」というかまさに「使い放題」ですからね。