id:Sokalian氏との議論のまとめ

http://d.hatena.ne.jp/Sokalian/20080909

彼らは最初から、私の主張自体ではなく、私の人格自体をターゲットにしている。

最初から?私の最初の記事にはなんて書いてあったでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/by-shimauma/20080827/1219840787
「粗雑な論理故にホロコーストを持ち出すことは許されない」と主張するid:Sokalian氏が「ナチス以下・オウム・アルカイダ」を持ち出したことについて私はこう述べました。

HALTAN氏に対して批判する人たちと「オウム」・「アルカイダ」に関してですが。

(1)まずどのような共通点があるのでしょうか?

(2)仮に共通点があるとしてそれは「本質を衝いた要素」でしょうか?

id:Sokalian氏にはこれに答える責任があると思われます。まともな回答を期待します。

これのどこが人格非難なんでしょうか?全く理解に苦しむところです。おそらく誰にも理解は出来ないでしょうが。


さてこれに関してSokalian氏の最初のレスはこうでした。

> (1)まずどのような共通点があるのでしょうか?

他人を集団で執拗に攻撃すること。そしてそれを私怨の発露ではなく、「相手のためだ」と思っていること。

> (2)仮に共通点があるとしてそれは「本質を衝いた要素」でしょうか?

その人たちの攻撃性の性質について話をしているのだから、その通りです。

以上。

ここでは要するに
(1)実際に共通点が存在し
(2)その共通点は本質を衝いたものである

と答えているのです。つまり「最初の段階ではSokalian氏は議論に応じていた」ことが分かります。そこで(1)に関して私はこうツッコミます。

オウムはまだしもアルカイダって「アメリカの為を思って」テロを仕掛けたわけ?或いはナチスって「ユダヤ人の為を思って」虐殺してあげたわけ?ちなみにそれはどこに流通している「通説」ですか?
(中略)
共通性すらまともに挙げられないとはね。いやびっくりさせられますね。

それに対するSokalian氏のレスはこう。

それはその通りで、ここは確かに筆が滑った。要するに宗教的狂信性ということが言いたかったまで。
「相手のため」ではなく、相手を攻撃することが何らかの善意に基づいているつもりでいる、あるいはそれを自称しているということだ。

この段階でもまだSokalian氏は何とか回答の意思を見せているようにも見えます。が、早くも最後のところで逆切れをし出します。

売り言葉に買い言葉で言ったセリフが仮に論理性を欠いていたとして、それがいったいどうしたのか。


私は一応この後さらに前者の部分にツッコミを入れますがもはやそれに対する再反論はなく、その後のSokalian氏は…

私は釈明などした覚えはない。見ての通り私は馬鹿だ。仏の顔も三度までというが、私は煩悩にまみれた凡夫であるから、三度我慢できずに怒りを噴出させたということだ。

私のような小者の揚げ足をそこまで必死になって取る動機は何なのだ?

私は今回の暴言を正当化するつもりはない。どうでもいい揚げ足取りには辟易するが、それを指摘すればするだけますます図に乗って揚げ足を取られるだけなのでこれ以上は何も言うまい。
これは全て私の度量の狭さ故の言動である。あなた方と違って、自分の暴言を正当化するほど私は顔面の皮下脂肪の層が充実していない。知っての通り私は最初から馬鹿を自称している。その点が私とあなた方の違いだ。

どうやらあなたに人の感情を逆撫でする力があることだけは認めてやろう。しかしそれだけのことだ。

何度でも言っておくが、私が罵言を吐いたことは間違いなく愚行だ。それを正当化するつもりはない。だがその考えを改めるつもりはない。

と何度も何度も連投しながらひたすら開き直りに終始します。そう「開き直り」です。要するに何のことはない。Sokalian氏は私のツッコミに回答することを諦め、逃げ出したわけです。

さて、「開き直り」をして撤回もしない=ナチス以下・オウム・アルカイダファシスト」呼ばわりして何が悪いんだ!という彼に「安易にホロコーストを持ち出すな」と主張する資格があるでしょうか?というかホロコーストを持ち出した人たちはSokalian氏よりもよほど(記事やコメントの量的な観点だけから見ても)説明を尽くしてきたわけです。だって彼は最初の数行のコメントをして、後はひたすら開き直りですから。

もちろん怒りに任せて矛盾した言動をとってしまうことはあります。それに関しては理解できるところです。まあ「怒った人が相手を侮辱したっていいだろ」という主張を認めてしまえば、「hokusyu氏らが怒ってネガタグをつけたこと」も当然批判できなくなるわけですけれども。

さてここで開き直りとは別に上述のように「撤回する」という選択肢もあります。「筆が滑った。申し訳なかった」といえばそれで終わりです。ところが彼は「それだけは嫌だ」と固辞します。

何度も同じことを書いても私は考えを変えない。無駄だと言っておく。

何度でも言っておくが、私が罵言を吐いたことは間違いなく愚行だ。それを正当化するつもりはない。だがその考えを改めるつもりはない。私はその程度の馬鹿だ。

とここまでくれば彼の態度はどのように好意的に解釈しても「オレはとにかく福耳氏・HALTAN氏を批判するようなヤツラが嫌いなんだ」と言っているようにしかもはや見えないわけです。つまり彼にとって「ホロコースト」という言葉が用いられたことが問題の核心なのではなく、それを用いた人たちを批判すること自体に主眼があったのではと解釈すること以外に彼の言動を合理的に理解することが不可能なわけです。

彼は最初から党派的な行為がやりたかったんですね。

さて。その他に冒頭の記事に幾つか簡単に応答しておきましょう。

ただ、私が信用できない人間であるとしても、私が言ったことから逃げる口実にはならないはずで、例の人がやっているのは極めて無意味な批判なのです。

「私が言ったことから逃げる」?私がいつあなたから逃げたのか?あなたのコメントには全て逐一応答してきた。私が答えていない論点とは何か?それを提示せよ。

最初から例の約3名には真面目に対応する気がないので、それはわざとやっていることです。私は不誠実な相手には基本的に不誠実にしか対応しないことにしています。

笑止。回答不能に陥って開き直っただけでしょ?(笑)まあそれは置いておいても、そもそもご自身で強調されてらっしゃる

議論というものは、相手の意見だけを虚心坦懐に読み解いて解釈しなければならない。相手の人格と、相手の言ったことの間には何の関係もない。ニュートンフォン・ノイマンが人間的に最低であったといくら言ってみても、彼らの科学的発見の価値を貶めることはできないのだ。

この御託と矛盾してらっしゃるのではないかしら?この主張を文字通りに受け取るならば…仮にですよ。私が不誠実であっても、信用できない人間であっても、人間的に最低であっても私の指摘から逃げる口実にはならないはずなんですけど?
ちなみにSokalian氏の不誠実な対応の例を挙げておきましょう。

http://d.hatena.ne.jp/by-shimauma/20080905#c1220880409

回答するなというから回答せずに好き勝手なことを書いているのだ。何を言っているのだか。

こういう「嘘つき」に
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080910/p3#c1221094208

私に対する無礼きわまりない態度の数々には謝罪していただきたいものです。

とか言う資格はあるのかね?何様なんでしょうか(笑)

(関連記事)
http://d.hatena.ne.jp/by-shimauma/20080831/1220142962
http://d.hatena.ne.jp/by-shimauma/20080831/1220175173